薄毛男の健康育毛日記

育毛に関しての有益情報

やる気スイッチの仕組み

やる気がなければ効率は悪くなります。注意力も散漫になって、当然ミスは多くなります。

しかし、頑張ろう!という気力さえ湧いてくれば、おのずと集中力や記憶力が増して、自信もつきます。同じ1日でも意欲的に過ごした日と無気力に過ごした日では、脳の活性度に大きな差が生じているのです。

では、やる気が起きる脳のメカニズムとは一体どんなものなのでしょうか。 やる気の中枢は側坐核にあると言われています。

側坐核尾状核の先端にもたれかかるようにして垂れ下がる直径2mmほどの吹けば飛ぶような小さな核です。しかし、この側坐核のある場所が重要です。

すぐ前には、人間の精神活動をコントロールする前頭前野があります。さらに側坐核には、やる気を出すホルモンのTRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)のレセプターが集中しているのです。

頑張ろう!とやる気を出すには、何か意欲をそそる目標が必要です。そのきっかけとなる好奇心を生むのが、好き嫌いの脳と呼ばれる扁桃核で、これは記憶の脳と呼ばれる海馬と側頭葉の間にあります。

そして、その大切な目標を設定するのが前頭前野です。つまり前頭前野でなんらかの目標が設定されると、それが側坐核に伝わって、意欲的に内容をチェックしたり情報を集めたりします。

またその目標を達成するには脳の各領域の協力が必要だから、側坐核は欲の脳とも言われる視床下部を刺激してやる気を起こされ、脳全体を活性化させます。

するとさらに橋と中脳を刺激し、集中力や精神力を生むA6神経と、快感を生むA10神経を活性化させます。

なぜなら目標を達成した時の喜びや快感があるからこそ、頑張ろうという強い意欲が湧いてくるからです。さらに最後の仕上げとして、視床とも密接に連絡を取り合って、脳全体に意欲を充満させるわけです。