薄毛男の健康育毛日記

育毛に関しての有益情報

抜け毛とヘアサイクル

一時的な抜け毛なのか、何かトラブルをかかえた抜け毛で髪が黄色信号を発しているのか判断をするのに良い指標となるのがヘアサイクルです。

 

アサイクルとは髪が生まれて抜けていくまでの周期で正常なヘアサイクルは5~6年なのです。シャンプー後に抜けた髪を1本1本毎日確認して、今日は80本抜けた、機能は100本だった。こんなことで心配をしていてもしょうがありません。

 

抜け毛は誰しも毎日あります。毛髪はいわば爪と同じなのです。爪も老化が始まれば表面のツヤがなくなったり縦線が入ったりしますが、それと同じように毛髪も生え始めてから成長期が終わると抜け落ちる運命なのです。

 

ちなみに爪の半月板が無い人、爪が健康的でない人を見るとほとんどの人が髪が薄かったりします。半月板は髪の健康のバロメーターにもなります。

髪は毛母細胞が分裂して生まれてきます。
発毛サイクルは「成長期」→「退行期」→「休止期」というサイクルによって成り立っています。「成長期」は毛根から新しい毛髪が生まれて成長していく期間です。2年から5年が髪の成長期といわれ、このサイクルが正常な人はこの成長期の髪でフサフサと紙を保っています。

「退行期」は、髪の成長が止まる時間です。毛母細胞の分裂がなくなり、髪が伸びなくなります。この退行期で髪が一時的に抜ける準備をします。
「休止期」という退行期のあとは、毛母細胞の分裂がストップし完全休止状態となります。そして髪の寿命は尽き、髪は抜けます。こうなるともう何も抵抗できない時期なのです。

春先に芽が出て夏に青く生い茂り、晩秋に枯れて落ち果てる葉の1年。私たちの髪の一生もこのサイクルに良く似ているのではないでしょうか。

 

休止期の髪に洗髪やブラッシングをいくらしても抜け毛となってしまうのは仕方のないことです。休止期の髪は全体の髪の約10%前後ともいわれていて、これがヘアサイクルという髪の一生の終わりを表しているのです。
生える育毛剤はどれ?

男性の薄毛の原因

男性型脱毛症は男性ホルモンが原因だと昔からいわれています。
あの豊臣秀吉もハゲで悩んでいたともいうくらい昔からハゲは男性の悩みでした。
薄毛に関する書籍や植毛関係の文献資料にもよくありますが、アメリカのハミルトン・ノーウッド医師の研究によると、思春期前に睾丸を去勢すると若年性脱毛症は起こらないそうです。
脱毛症が進行中の人が睾丸を去勢したら薄毛の進行は止まり、この人に男性ホルモンのテストステロンの注射したら再び脱毛症が始まったといいます。
ほかにも、脱毛症の起こりやすい前頭部の頭髪と脱毛症が起こりにくい後頭部の頭髪を交換移植したら、後頭部から前頭部に移植した頭髪はそのまま残り、前頭部から後頭部に移植した髪は抜け落ちたという研究結果もあります。
ということは、頭髪が生えていた部分によって薄毛になりやすい性質とそうでない性質とがあるということです。
男性ホルモンの感受性は髪が生える場所ごとに決まっていると考えられており、まさに国と国との縄張り争いのようです。今のところ世の男性たちは支配下になりたくない男性ホルモンに占領されてしまっているわけです。